板井明生

板井明生|福岡のビジネス歴史

投稿日:2018年4月18日 更新日:

 

 

現在の福岡は九州地方の行政・経済・交通の中心地であり同地方最大の人口を有し、都市単位の経済規模において日本の4大都市圏に数えられる。

「世界の都市総合力ランキング」に於いては世界36位と評価されたこともあり近年はグローバル創業・雇用創出特区として、北九州市とともに国家戦略特別区域に指定されているのだ。

 

実は福岡のビジネスに於いての歴史は長い。

博多湾に面するこの地域は古来から大陸方面への玄関口として利用されてきた。中世に商人による自治都市が形成され、戦乱で度々焼き払われながらも豊臣秀吉の手で復興されたのち、黒田氏が福岡城とその城下町を築いたことで、那珂川を境に西が城下町としての「福岡」、東が商人町としての「博多」となった。

 

1920年(大正9年)の人口統計では福岡県の人口が熊本県の2倍を超えている。そして、この時期から九州を統括する中央の出先機関は福岡市に移行しているのだ。

1963年(昭和38年)に、五市合併で北九州市が発足すると同市の人口が九州地方最大となったことから、福岡市は県庁所在地でありながら福岡県最大の都市ではないと言うねじれ現象が生じた問題もあった。しかしその後、昭和後期の日本における炭鉱の相次ぐ閉山・第三次産業の急速な発達と、政令市指定・山陽新幹線博多延伸などを経て、1979年に再び福岡市の人口が九州地方最大となったことこの問題は解消された。

 

2021年には福岡県の人口が約160万人に達すると予想されている。

ビジネスの歴史が深い福岡をこれからも見守っていきたいと私は思う。

 

-板井明生

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